月別アーカイブ: 12月 2015

淡々と

今年最後のブログとなりそうです。一年間お付き合いありがとうございました。文才がないので恥ずかしい限りですが、「読んでるよ~」という励ましは嬉しいものです。どんな忙しい時期でも、月2回、コンスタントに記せたことだけは、自分で自分を褒めてやりたいと思います。 よく 特別なことがある時に 必要以上に頑張って、終われば ” 燃え尽き症候群 ” みたいになる方がいらっしゃいます。そのような 後先考えず進めていかれる方も 組織には必要ですが、住職という存在は 常に一定の力を出せるようにならねばと思っています。例えば永代供養で、ある年は一霊に2時間ほど回向をして、翌年は気乗りしないからやめる…なんてことがあれば嫌じゃないですか?(笑)。布施の額、参詣者人数、相性…そんなもので 力の入れ具合を変える昭憲を見たいでしょうか?(笑えません)。 「” 働く ” とは ” 傍(ハタ)の人を楽(ラク)させる ” ことである 」と修行時代に教えていただきました。その時の調子に合わせた熱量を 人に押しつけるのではなく、緩急や好不の波があっても、常に一定の力を出せるのが尊いことだと思います。ブログも 始めた時だけ頑張って、飽きたら何年も放置・・・よくあるパターンですが、そのようなところで信用が計れるのだと思います。 本日は クリスマスに因み、シスターの鈴木秀子さんのお言葉を拝借しましょう。  「愛というのは、多くの場合、小さなことの積み重なりです。その人の気持ちを大事にしながら、気持ちを受け入れ、気持ちに添っていくこと。そうしながら、いちばんいい解決を目指して、解決につながる行動をとっていくというのが、ほんとうの愛の行為ではないでしょうか。愛というと「大好き」というような感情を伴うものと思うかも知れませんが、聖書には、「愛は感情とは関係なく、小さな行為で示されるものである」とあります。感情が生まれることが多いけれど、そうでない場合もたくさんあって、淡々と平凡なことをしていく中で、愛が通じ合うことがあるのです」(『「愛」は伝わっていますか』講談社) 日本に ” 愛 ” という概念が輸入された当時、 ” 親切 ” という言葉に訳されたそうです。好き嫌いや優劣という対立した感情の中にあるのが愛ではなく、淡々と平凡なことの中にある愛が誠であり、そっと寄り添うこと、話を聴くこと、想いを伝えること、信じること、微笑むこと・・・このような親切を大切にしたい思います。来年も淡々とブログが続けられればと存じます。では、よいお年を。合掌

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「ワル」のススメ

昨日、毎日新聞の朝刊に私を取り上げて下さいました。新聞には幾度となく載せていただいてますが、個人を対象とした取材は いつまでたっても身が引きしまる思いがします。取材時に言われました。「住職の人生は 面白みに欠けますね。反抗期のエピソードや失敗談はありませんか?」。記者はユーモアのあるお方で、魅力を引き出したかったのだと思います。おじいちゃんおばあちゃんっ子だった私は、素直に育ちすぎて 記事にしづらいのかもしれません(笑)。 前回のブログ以降、人脈や組織に頼らず自己実現するには どうすればよいのか?という質問をよく受けます。人それぞれビジョンが違いますので 何ともお答えしづらいですが、何も世間に反抗する必要はないと思います。大きな失敗談も聞く分には楽しいですが、ないに越したことはありません。要は 限られたエネルギーの使い方が大切です。日々、どんな環境においても素直に学ぶ精神を持ち、「反省→感謝→報恩」を繰り返して 徳を積むのです。そして神仏や先祖を大切にすることで必ず導きがあります。これは ” 絶対の法則 ” です。さらにコツをあげるなら、人とは違うベクトル(方向性)をもって ピンポイントで精進すれば 結果が付きやすいと思います・・・つまんないですね~(笑)。そこで、心の師である松浪健四郎氏のお言葉を紹介しましょう。 「そこそこの大学、そこそこの会社にはいれたと満足していて、何がおもしろいのか。女にモテないとなにをウジウジ悩んでいるのか。やりたいことをやらない人生なんて、結局は会社や金、女の奴隷になって、一生を終わらせるだけじゃないか。男なら、もっと自分を輝かせる「ワル」になれ。「ワル」は、逆に会社も金も女も”手玉”にして、やりたいことをやる。かくいうオレが「ワル」の見本だ。オレは三流大学を出た”落ちこぼれ”だが、いまでは”ちょんまげヘア”の大学教授として、ちょっとした”有名人”にもなった。べつにへつらい努力をしたわけではない。他人とは違うオレのやりたいことに夢中になっただけだ。好きでやっているから楽しいし、ライバルが少ないからすぐにトップだ。どんなマイナーな分野でもトップになれば”東大エリート”なみの扱いを受けるから、女や金は向こうからやってきた。頭のよし悪しなんか関係ない。”みんなと同じ”ではなく、ちょっと違ったことをすれば、ビッグになる道はいくらでもある。それが「ワル」の生き方なんだ」(『もっと「ワル」になれ』 ゴマブックス) 記者は、こういう言葉を待っておられたのかも知れません(笑)。若かりし頃の私は、この「ワルの生き方」に 大きな影響を受けました。世間の価値観に流されず、群れずに我が道を進む。それも 人がしないことがよい・・・松浪氏の言葉は過激で 人を魅了しますが、でも結局、面白みがないと言われる 私の生き方に通じます。(女性にモテるモテないは別として・・・w)。何が成功か自己実現かは人それぞれですが、「ワル」の生き方はオススメです!。衣を着て こんな法話はしませんが・・・(笑)合掌     

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