お盆の始まり

平成 最後のお盆が始まりました。西願寺は浄土宗ですので、盆行事は丁寧に勤めます。大きく分けると三行事があり、①墓参り、②住職が各家に伺う 棚経(たなぎょう)、③壇信徒がお盆の仕上げに詣る施餓鬼(せがき)があります。田舎のお盆はバカンスではなく、先祖と共に生きる風習にあります。

二日とも 上天気でした!

昨日と今日は墓参りがあり、2日間で45軒の読経をしました。西願寺の墓参りは 墓と本堂の二カ所で勤めます。今年から墓の担当は長男と二男が勤めてくれました。これには本当 助かりました(涙)。住職独りで勤めていれば、墓所と本堂は大渋滞。私自身もこの暑さで倒れていたかもしれません。その他、参られた方への応対を含めると、寺族全員で力を結集せねばなりません。この日に向けて、心を一つにして ご先祖様はもちろん、参詣の壇信徒や親戚縁者を快くお迎えする・・・墓参りに関しては 住職だけではなく、寺内の気概が必要な行事です。年々環境が変わる中、今年も無事に伝統を引きつげ ホッとしています。しんどい中でも、楽しみながら勤めさせていただきました^^。

総代様のご厚意で、簾で日陰を作っていただきました。

参詣の子供達には、お菓子の授与です!

歴代上人も続けてこられた伝統を、今年も勤められました。

大富豪の斎藤一人さんはこう仰ってます。
「私はね、中学を卒業したとき、働かずにお金を稼げるんじゃないかと考えたんだ。その頃、自分が天才だと思っていたんでね。だけど、どんなに考えてもその方法は見つからなかったの。それで、次に考えたのは、『楽しく、笑って、働くこと』だった。これを実践したら、仕事もうまくいって、お金儲けもうまくいくようになったんだ」

仕事が好きで、喜んでいただくのが好きで、その仕事を楽しんでいる人のところにお客さんが集まっているのではないでしょうか。嫌々仕事をしていると、なぜか嫌な仕事が次から次へとやってくるものです。楽しんで仕事をしていると、なぜか楽しい仕事が次から次へとやってきます。楽しんでいる人は、たとえ上手くいかないことがあったとしても嫌いにはなりません。その上手くいかないことを「面白がる」のです。どうしたら次は上手くいくのかと、ワクワクしてしまうのです。元々そんなポジティブじゃないので出来ません・・・という人もいますが、ポジティブかどうかは、持って生まれた素質や性格ではありません。自分がしてきた「習慣」が、「ポジティブ習慣」なのか「ネガティブ習慣」なのかに、よるのです。

本当に色々ありますが、亡き人や壇信徒の交流を『楽しく、笑って、働くこと』を意識しながら勤めます。様々なご加護を念じ、今回のブログを結びます。合掌

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