楽観主義と無謀の違い

今、世界は新型コロナウイルスの感染拡大で異常事態が発生しています。1ヶ月で収束に向かうのか、それとも1ヶ月後にもっと未知なる領域に入るのか・・・不安な毎日です。マスコミの情報も大切ですが、あまりに一つのことに先鋭化しすぎると 情報汚染してしまいます。

仏教では幸福を妨げる5つの障害を説きます。五蓋(ごがい)と言って 考えや情報が偏りすぎると出る症状です。①欲望・②怒り・③心の落ち込みと眠気・④混乱と後悔・⑤疑い・・・皆さん、こんな状態になってませんか? 不平を言う前に まず心身健全を考え、今だからできることを考えましょう。

深沢孝之氏が監修の『アドラー心理学で人生が劇的に変わる! 「ブレない自分」のつくり方』(PHP研究所)に、今の世相に必要な言葉がありました。

未来を不安がってばかりいても何もできません。
だから、今この瞬間のことだけを考え、
そこでできることに一生懸命になればいいのです。
そうすれば、自然と状況は改善していくはずです。

ただ、ひとつ注意しておかないといけないことがあります。
それは、楽観的と無謀は違うということです。 
「なんとかなるだろう」と、
考えなしに突き進むのはただの無謀です。

楽観主義というのは、きちんと準備し、
努力を重ねていけば、その結果
「きっとうまくいくはずだ」と信じるということです。
「どうせダメだろう」と思いながら努力するより、
「きっとうまくいく」と信じてする努力のほうが、
自分の身になることは言うまでもないでしょう。

アドラー氏は、「ここいちばんのピンチのときこそ楽観主義であれ」と説いています。しっかりと準備をして努力を重ね、終息後のことを考えてみましょう。今だからできることが必ずあります。世界の皆さんが平等にピンチだからこそ、努力をすれば 公平にチャンスがおとずれるのです。そういった意味で、今は前代未聞の好機です!・・・楽観主義で 常識の視点を変えましょう^^。 合掌

現状維持は衰退の始まり!
ピンチはチャンスなり!!

追伸:コロナウイルスについて 色々な情報がありますが、過敏にならず 無理なくできる習慣を身につけたいものです。以下は、日赤医療センタ-・ドクターからの情報提供とお聞きしています。

新型コロナウィルスは、感染されても何日も症状が出ない場合があります。では、自身が感染されたかどうか、どう分かるのでしょう。咳と熱の症状が出て、病院に行った時は大体50%は肺が繊維化されていると考えられます。即ち、症状が出て受診すると遅れるケースが多いのです。

台湾の専門家は、毎朝、自身でチェックできる簡単な診療を提示してます。

深く息を吸って、10秒我慢する。咳が出たり、息切れる等、すごく不便なことがなければ、肺が繊維症状になってない、即ち、感染されてないということです。(注:新型コロナで悪化すると、肺胞の組織が繊維化して硬くなっていくようです)

現在、既に大変な事態になってるので、毎朝、良い空気を吸いながら、自己診断をしてみてください。
また、日本のお医者さんは、とても有効なアドバイスをしてくれています。皆んな、常に、口と喉を濡らして、絶対に乾燥した状態におかないこと。15分毎に水を一口飲むのが良いそうです。ウィルスが口に入ったとしても、水とか他の飲み物によって、食道から胃に入ってしまえば、胃酸によりウィルスは死んでしまう。水分をよく取らない場合、ウィルスが気管支から肺に侵入してしまうので、とても危ないのです。

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