牛頭天王を厨子に安置

三寒四温を経て、徐々に春の訪れを感じます。今年(辰年)は 思いが具現化する年だと申しましたが、また一つ 思いを形にできました。

以前から申し上げている念持仏の牛頭天王ですが、この度、某氏の御寄進で厨子(ずし)に安置させていただくことができました。

牛頭天王は祇園精舎(お釈迦さまのお寺)の門番だと伝わります。
強制的に統合された素戔嗚尊(スサノオのミコト)と
区別するために、釈迦如来図の御前に安置しています。

もちろん、スサノオさまを否定してる訳ではありません。
牛頭天王に相対して、草場一壽氏の須佐之男画を安置しています。
一緒に御力をいただいています。

住職は 明治政府に強制的に葬られた牛頭天王信仰の復活をライフワークにしてますが、協力者によって拝殿が充実したことを嬉しく思います。財力や権力による自己満足ではなく、有縁の方々の御力で信仰を広められてることに悦びを感じているのです

将来は この厨子に納まった仏像を核に、参詣者が絶えない神社を造るのが夢です。私の意思を引き継ぎ、世代を超えて 立派な神社が出来てる様子が、私にはありありと見えています。

今回、小さな゛気付き ゛が 大きな゛築き ゛に変わる瞬間に立ち会えました。神仏の御力を借りれば、大概の夢は叶うと思います。信仰の力は偉大です。

今年のブログは辰年に因んで、無から有を産み出す悦びを 色々 記せればと思っています。合掌

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