毘沙門天のご利益
毘沙門天は、もともとインドの古代神話に登場し、ヒンズー教ではクーべラという「財宝の神様」として信仰されていました。
また、四天王の北方守護・多聞天としても有名で、名前の通り『すべてを聞きもらさない智慧」の功徳を持っておられます。この四天王最強の毘沙門天は、「軍神」として崇められ、足利尊氏や上杉謙信、当山開基の豊臣秀次公も熱心に信仰されました。
さらに、美の神・吉祥天を妻に持ち、さらに「七福神」のひとりでもあり、弁財天も憧れておられます。
強く、賢く、財産を持っていて、異性にもてる…つまりご利益は、心には勇気と決断、暮らしには、財産、恋愛(魅力が出る)という物心両面の福を授け、もちろん戦いにおいては、勝運(出世運、賭け運)を与えてくださる万能神として信仰されています。
特に、西願寺の毘沙門天は、蛙模様の靴を履いておられ、「倍返り」のご利益を持っていると伝わります。近江八幡へお越しの際は、是非ご縁をお結びくださいませ。
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