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骨仏について
琵琶法師 金森昭憲

倍返り御守
西願寺の七不思議
琵琶法師 金森昭憲
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ご参詣・境内のご案内

1 本堂屋根の秘密 〜隠れミノだったヨシぶき屋根〜

西願寺はヨシぶき屋根が象徴ですが、理由があると伝わります。それは、豊臣秀次公がご失脚の折、本堂が取り壊されないよう豪華な屋根瓦にせず、仮本堂という名目で(ヨシぶき屋根のまま)保存され、災難をまぬがれたと云われます。先人の知恵で現在の美しい景観が残されています。
葦葺き
葦葺き
葦葺き
平成20年 ヨシ変えの風景

2 本尊・阿弥陀如来の白毫(びゃくごう)〜数珠玉の白毫(びゃくごう)〜

仏さまの眉間にあるホクロのようなものは白毫(びゃくごう)と呼ばれ、慈悲を表す毛の塊(かたまり)です。通常、 白毫の部分には専用の水晶玉が用いられますが、西願寺のご本尊は、訳あって透明の数珠玉がはめ込まれています。数珠糸を通す筋を見ることができます。

阿弥陀如来の白毫
本尊の白毫
 


阿弥陀如来
本尊・阿弥陀如来像

3 二十五菩薩来迎(らいこう)図 〜お1人足りない菩薩さま〜

お骨仏の壁画は、二十五菩薩が描かれています。これは、念仏を唱えた者は臨終において25の菩薩によりお迎えを受けるとの故事からなります。しかし、当山の菩薩さまは24名しかいらっしゃいません。この意図は、お参りをされる方が菩薩のお1人と数えるのだと云います。あなたが菩薩様の一員として、故人にお祈りを捧げてください。
 

4 毘沙門天の功徳 〜飛び立つ毘沙門さま〜

西願寺は、もともと秀次公が信仰した毘沙門天像を祀る祈願所だったと伝わりますが、秀次公が高野山でのご切腹の折、 この像がその場まで飛び立ち、そのまま西方極楽浄土まで魂をお連れしたと伝わります。多聞天は北方守護(京都では北東の鬼門を護る)とされますが、高野山から西願寺は丁度、北東の方角になります。
高野山までのマップ
西願寺からみた高野山
 
刺繍 毘沙門天発遣(はっけん)図(刺繍)

5 利剣名号と百万遍数珠 〜浮かびあがるお地蔵さま〜

元文年間(江戸時代)に、この地方で疫病が大流行し、多くの住民が亡くなりまし た。当時の住職・薫譽(くんよ)上人は、地蔵菩薩から夢のお告げで、利剣名号(筆先が剣文字の南無阿弥陀仏)の軸と、寺内の木で百万遍数珠を作り、念仏を唱えよと賜りました。この功徳により、病魔を退治したという霊験あらたかな念仏具です。後に、利剣名号の周りには、黒い地蔵菩薩が浮かびあがったと云われ、現在でも見ることができます。今も病気平癒や心願成就の為、数珠繰りをする風習が残っており、天上から吊り下げられた百万遍数珠を心を込めてお回し下さい。ご祈祷も受付ています。

夢に出てこられた地蔵菩薩

 


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利剣名号



数珠
百万遍数珠

祈願風景
祈祷風景
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薫譽上人

6 涅槃図(ねはんず)の猫 〜反省する猫〜 ※2月1日〜5月15日まで公開

涅槃図はお釈迦様がお亡くなりになった場面を表します。十二支にも猫がいないように、通常、涅槃図にもネコを描く風習はありません。一説によると、沙羅双樹にかかる薬をお釈迦様に渡そうとしたネズミを猫が食べてしまったからだと云われます。ネコが描かれる涅槃図は大変珍しく、西願寺涅槃図の猫は心なしか反省しているようにも見えます。

反省猫
大涅槃図

反省ネコ

7 薬師如来の功徳 〜火の玉になったお薬師さま〜

薬師堂の開山は不明ですが、延寶4年(1676)正月7日に草譽(そうよ)上人によって再建されたと伝わります。廃仏毀釈で薬師堂は取り壊され、薬師三尊と十二神将は本堂に仮安置されますが、二十九世徹譽(てつよ)上人代に再々興されます。二十九世内室が往生の際、薬師堂より火の玉が飛び出し、西の方角に飛んでいったと近所の方が発見。見ると、金箔の薬師如来は黒くなり、西の方角にある樹木もその部分だけ枯れていたと伝わります。

トンネル
   薬師堂内から見た樹のトンネル
※現在は焦げたと云われる部分は刈り取られています。
 

薬師如来像
トンネル
刈り取る前の樹木(奥は薬師堂)
  トンネル
刈り取り後の樹木(奥は薬師堂)

近江一といわれた松 〜長寿松が観音さま〜

その昔、西願寺には近江一といわれた松がありました。これは江戸時代、病魔退散の記念に薫譽上人が植えられた樹齢300年の松だったと伝わります。〔※七不思議の(5)参照〕
現在は跡地に長寿観音(ちょうじゅかんのん)が祀られ、生物の大切さを観音さまの形に変えて教えて下さっています。主に動植物の生命に関わるお仕事の方(獣医、狩猟、漁業等)や、最近ではペットの供養をされる方から厚く信仰されています。ペット供養も受付けています。

 

 
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長寿観音
松
往年の松
 
松
現在の風景

番外2 仏像の遷座(せんざ) 〜西願寺の仏像が他寺の御本尊へ〜

江戸時代、この集落のお寺が火災により消失してしまいました。寺院は再建されますが、寛文2年(1662)、 そのお寺の住職・慶良聖人が「御本尊を西願寺から迎えよ」と夢のお告げを受け、当山の檀家・和泉重藏宅を宿として渡されたと伝わります。 その仏像は、西願寺の前身・満願寺時代から伝わる聖徳太子御作の阿弥陀如来立像(御丈(みたけ)2尺4寸)で あったと記録に残っています。




西願寺は拝観寺院ではありませんが、日時が合えば応対させていただきます。ご参詣希望の場合は、必ずご一報下さい。 合掌

撮影:OFFICE萬瑠夢


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