月別アーカイブ: 2月 2015

聖バレンタイン

本日はバレンタインデーです。女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白するのは日本独自のものだそうですが、バレンタインの歴史は意外に古いようです。 由来は、遠征する兵士の結婚を禁じたローマ皇帝クラウディスに反対したバレンタイン司祭。2月14日に処刑されてしまいますが、愛を守護する聖人と見なされ、殉教が記念日となったそうです。チョコレートを贈る日本の風習は、戦後の菓子業界が考えた独自のものだそうです。 今年は これだけのチョコレートやお心遣いをいただきました。ひとつひとつに温かい想いが込もっています。 もちろん恋愛感情のない贈り物ですが、いくつになっても貰うと嬉しいものです。語弊を恐れず申しますと、私は信者さまとの関係は ” 友達以上恋人未満 ” のお付き合いを目指しています。無粋な人は この言葉をいやらしさに捉えますが、決して 下心があるという意味ではありません。一線を越えず、お互いを理解できる距離感こそが理想だと考えるのです。男性なら利害を超えた信頼関係。女性なら異性間のグレーゾーンを排除した付き合いができればベストです。 どんな人間関係でも ある蜜月を越えると長続きしませんが、 ” 友達以上恋人未満 ” は 相手に好意を持ちつつ、いい意味での緊張感があります。僧侶としての私は、それだけ相手に向き合って 真剣にお付き合いをしてるつもりです。ですので この贈り物は素直に嬉しく思います。最高のお布施です。 あくまで 信者さまの恋愛成就は仏様です。これからも心を込めて、そのキューピット役を勤めていく所存です。粋には ” 色気 ” という意味もありますが、年を重ねるごとに洗練されればと思います。皆様、今年も たくさんの真心を有り難うございました。合掌

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節分

本日は節分です。語源は 「 節分(せちわ)かれ 」 と云われ、季節の分かれ目をさします。もともと古代中国の陰陽思想では、冬と春の分かれ目は 陰と陽の対立が激しく、人々に災いをもたらすと云われてました。つまり、その災いを鬼にみたて邪気を払い、新しい季節を迎えるのが 現在の節分行事になります。 寺院では豆まきをしました。豆には魔を滅(まめつ)する力があると考えられ、まくことで邪気を払い、福を呼び込むと云われます。残った豆は ” 年の数+1 ” だけ食べ、無病息災を祈ります。柊挿(ひいらぎさ)し は 鬼の好物である魚で鬼をおびき寄せ、柊のとげで鬼の目を一気に刺すためだそうです。逆に 焼いたイワシの頭は、悪臭で鬼が近寄らないと云います。枡入りの豆と一緒に玄関先に置くと魔除けになります。 食事は 恵方(えほう)巻き がいいでしょう。関西では太巻きを鬼の金棒に見たてて食べる風習があります。具材は七福神にちなんで、かんぴょう、でんぶ、きゅうりなどの7種類。恵方を向いて 無言で食べ終わることがポイントです。その方角は 京都の神泉苑でわかります。ここは日本で唯一の恵方社があり、平成27年は西南西と出てました。境内にある料亭、祇園平八 で恵方巻きを買って食べると ちょっとした贅沢が味わえます。 こんな紹介をすると、暇な人やなぁ~と笑われるかも知れませんが、忙しい現代人こそ 目に見えないものに思いを寄せる余裕がほしいものです。鬼は元々、「陰(おに)」、「穏(おん)」から変化したと云われ、具体的な姿はなかったそうです。人間の想像力を超えた存在に 畏怖と尊敬の念を持って感謝する・・・こんな時間を作り、新しい季節を迎える方は ” 粋な人 ” だと思います。合掌

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