現在地を見つめる

先日、2018年 FIFAサッカーワールドカップ ロシア大会が無事に閉幕し、フランスが見事 優勝しました。日本代表も前評判を覆し、ベスト16の大健闘でした。その中でも2ゴールを決めた乾貴士選手は、地元・近江八幡の出身で、昨日、市民栄誉賞が授与されました。私の母校・八幡中学校の後輩に当たるのが 密かな自慢です(笑)。選手の皆様、感動をありがとうございました!

この健闘は ” 過去 ” からの地道な積み重ねが ” 現在 ” の結果に至り、それが ” 未来 ” に繋がっていくものだと存じます。過去、現在、未来・・・どれも大切ですが、結局は ” 現在の自分 ” とどれだけ向き合えたかにかかっているのではないでしょうか。これは評論家やファンにはわからない世界です。

ひすいこたろう氏と大嶋啓介氏の『前祝いの法則』に こんな話がありました。
夢を明確にするだけでは、実は夢は叶いません。たとえば、カーナビで「行き先」を指定しただけではそこに着けません。もう一つ、「現在地」も入力する必要があります。では、あなたの人生において、「現在地」とはなんでしょうか?「現在地」とは、あなたが現在、ありのままに感じていること、そのすべてです。つまり、自分が感じてることを否定せず、いま、そう感じているんだなとありのままに受け入れ、認めることができたら、「現在地」が定まるのです。

たとえば、寂しいとき「あっ、私はいま寂しいんだな」とそのまま認めれば、現在地は明確になるのに「寂しい私はダメだ」とジャッジし、否定するので「現在地」がブレてしまうのです。自分が感じていることを、そのまま素直に認めてあげればいいんです。いままでにいろんな成功法則や引き寄せの法則が流行りましたが、結果が出る人と出ない人がいます。

「その違いはなんだろう?」と研究した友人がいます。さて、なにが違ったのでしょうか?それは自分を好きかどうか、自分を受け入れているかどうかでした。つまり、「現在地」が定まっているかどうかだったのです。

「未来」=「心」(あなたのいまの心の状態)×「行動」

自分を嫌っているということは、「自分の心の状態」がマイナスなわけですから、どんなメソッドや行動を取り入れても、未来がなかなかプラスに反転しないのです。また、「やりたい」ではなく、「やらなければいけない」と嫌々やっているときも、心の状態がマイナスですから、奇跡は起きにくいわけです。そして、この心の状態が最高の状態はなにかというと、心から面白がれているときや、また、感謝があふれているときなのです。感謝のエネルギーが一番高く、感謝までいけば奇跡は頻発します。(フォレスト出版) 

まさにその通りだと思います。我々は 夢を語るに ” 現在地 ”(今の自分)を知らねばなりません。私は一瞬の煌めきを持ってる人よりも、長く物事を続けてらっしゃる方に惹かれます。それは地に足を付けて 今を行動をされてるからです。

・・・ ” 点 ” が繋がり ” 線 ” となり、 ” 線 ” が繋がり ” 縁 ” となる ・・・

その地道な姿が、過去も未来も明るくするものだと確信します。来月はお盆です。ありがとう、お陰さま、感謝、ご恩の精神で ” 現在地 ” をしっかり見つめ、ご先祖さまに報恩の誠を捧げましょう。合掌

追伸 : 例年通り、特別施餓鬼(盆供養)を承ります。戒名(もしくは生前のお名前)や願い事を西願寺にお送り下さい。【一霊(一祈願)1000円です】

小西市長からトロフィーを授与される乾選手

滋賀県からは県民スポーツ大賞特別賞が贈られました

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