先日、八坂神社でご祈祷を受け、静かに牛頭天王の声に耳を傾けますと「思いを形に現してやるから、動いてみろ!」と低い声を感じました。
正直、どうしていいかわかりませんでしたが、その声に従って 神職さまに寄付の相談しましたら、木札へ名前を記してくれる運びとなりました。おそらく牛頭天王が動いてくれたのだと思います。
木札奉納の場所は、拝殿裏の厳島社(いつくしましゃ)の一画でした。
八坂神社の厳島社について色々調べてみました。この社は、鎌倉から南北朝時代の記録(『祇園社記』第六)にも残る 由緒正しい社です。中近世を通して「弁財天社」と称していたようようです。おそらく、本家(広島)の厳島社から弁財天の御魂を勧請され、この地に祀られたのだと推測します。
実は 今年の9月(彼岸中日)に、広島にある本家・厳島社の大願寺を参拝し、ご住職さまから直々にご真影を特別拝受したばかりだったんです!(驚)。
厳島社は日本三弁天(厳島、江ノ島、竹生島)と呼ばれ、琵琶法師にとって霊験あらたかな聖地なのです。念願が叶い、西願寺にも御霊を勧請させていただけたところでした。
実に、神々の間で私を守って下さってることを実感した出来事でした。八坂の牛頭天王は、信者を驚かすのが得意だと云われますが、「思いを形に現してやるから、動いてみろ!」という場所が厳島社だったことに驚いています。
本当に信仰と共に生きる悦びを噛み締めています。今年もありがとうございました。合掌