”あの時”に感謝

9月に入りました。盆行事が終わり ホッとしています。今年は 先代が体調を壊し、私と弟子が 引き継ぎなしの状態で迎えましたが、無事 勤められたことは 大きな自信となりました。もちろん周りの協力は忘れてはなりません。

盆参りは 体力と時間の勝負です。多い日は一日40軒 詣ります。「家族がそろってるので ちょっと相談にのってくれ!」というお宅もありますが、正直 難しいです。気力や体力の面はもちろんですが、1軒 たった3分づつの時間オーバーでも、最終のお宅が2時間遅れになるのですから・・・。もちろん 誠意を持って聴くように努めますが、やはり時間には限りがあります。最終的にお伝えできることは「今、起きている現象は 必ず意味があります。嘆くばかりじゃ つまらないので、それを逆手にとって 悩みに感謝できるまで頑張ってみましょう! 思い出にしてしまえば 勝ちですから!」と投げかけます。仏教は 別の見方 を伝え、あとは自身で問答してもらうのです。

さとう やすゆき 氏のお言葉です。
「あなたにとって、もしも変えられるものなら変えたい過去とは、どんなものですか?「あのとき彼とケンカしていなかったら・・・」「あのとき仕事でミスをしなければ・・・」「病気にならなければ・・・」おそらく、すべてネガティブな気持ちから出発していると思います。そこで、こう言い直してみましょう。「あのとき、彼とケンカしてよかった」「あのとき仕事でミスしてよかった」「あのとき病気になってよかった」脈絡はいっさい捨てて、まずはすべての出来事に「これでよかった」と言ってみてください。そうしたら「なぜよかったか」を考えてみましょう。一見マイナスのように思える出来事でも、見方を変えてみれば自分を成長させてくれるきっかけになっていることがわかるはず。過去の「事実」を変えることはできなくても、過去の「イメージ」を変えることはできます。そして過去が変われば、現在も未来も変わってくるのです」(『ココロ・言葉・行動 1日にひとつ、変えてみる』 三笠書房)

先代は元気になりましたが、本格的な法務復帰は まだまだ先になりそうです。色々な困難はありますが、視点を変えれば、私は住職として 他寺のご住職や檀信徒と触れ合う機会が増えた訳ですし、弟子や家族も心構えが変わります。先代も新たな修行の始まりだと存じます。さとう氏が仰るように、” 未来を嘆くのでなく、まず過去(あの人、あの時、あの場所)を許し、感謝する ” ・・・ 起きた出来事を真摯に受け止め、未来への一歩を踏み出す勇気が 幸福へと繋がるのだと思います。仏前に手を合わす行為は、まさしくこのことにつながります。合掌

昨日は信者会旅行で輪島の總持寺祖院に参拝しました。總持寺といえば横浜が有名ですが、明治31年の大火まではここが布教道場の中心地でした。その当時の方々の失望感は計り知れませんが、災いが転じて全国に禅が広まります。未来を嘆くことなく、先人が一歩づつ護寺された結果、この地が 一大聖地として護られてることに感動しました。

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念願の輪島塗を購入! ”文化の伝承”は”心の伝承”  毎日のお茶が楽しみです♪

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