得度式

先日、10月8日に愚息2人の得度式を勤めました。得度とは僧侶になるための出家の儀式です。今年は先代が往生し、寂しい話題が多い西願寺でしたが、このような儀式を勤めることができ、本当によかったと思います。

仏教者の心得を説く住職

仏教徒の心得を説く住職              参詣人と共に仏教とは何か?と           いうことを改めて復習しました

仏教者になるための言葉を授けます

仏教徒になるための言葉を授けます         その後、剃刀の作法、袈裟授与と進みます

多くの参詣人が証人になっていただきました 

多くの参詣人が証人になっていただきました     儀式の最後に「慶祝和讃」を全員で唱えました

得度を受けさせるには 本人達の決意が必要です。そのきっかけが 長男の小学校卒業時の作文でした。” 将来の夢 ”を題材とした文章が採用され、生徒代表として 多くの人の前で 否応なしにお釈迦様の弟子になる宣言したのです(笑)。

自分の言葉で記してことに意義があります

自分の言葉で記したことに意義があります

ブログに家族の記事を載せるのは気が引けますが、将来、息子たちが 人生の分岐点に読み返してくれたらと思い 記しました。二人は僧侶になるかわかりません。西願寺を継ぐか どうかもわかりません。しかし、多くの方に祝福され 得度をしたことは忘れてはなりません。初心を忘れず、仏の子として生きていってほしいと思います。

最後に二人が、檀家の前で申した御礼の言葉を記して ダメ押しをします(笑)。
「本日は、僕たち兄弟のために時間を作っていただきありがとうございました。これからも努力して頑張っていきたいと思います。優しく見守ってもらえたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします」金森隆将

「今日はありがとうございます。今、おじいちゃんがいてくれたら喜んでくれたかなぁと思ったら少し悲しいです。極楽から見守っていて下さい。僕も頑張ります。よろしくお願いします」金森隆文

得度式の記念品

得度式の記念品

二人が心を込めて選びました

二人が心を込めて選びました     (西願寺の名が入ったハンカチ)

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