作成者別アーカイブ: syouken

「人生の分岐点」という言葉があります。人生を振り返えると、ああすればよかった、こうすればよかったと後悔することが多々あります。しかし、自分は自分でしかない訳で、いくら背伸びをしても、結局 ” 今の自分 ” にしかなれない … 続きを読む →

観光の季節となりました。京都にある奉職寺院では、本日「夕霧祭」で賑わいました。この行事は 昭和３５年、井筒八ッ橋本舗６代 津田佐兵衛 氏が 夕霧太夫（ゆうぎり たゆう）を偲び、生地であり、墓所に近い当山で 第一回の法要を … 続きを読む →

昨日、近江八幡市のご寺院の「晋山式」（しんざんしき）に招かれました。晋山式とは、” 山（寺）に晋（すすむ） ” と書くように、新住職が就任する際に行なわれる儀式のことです。私は６年前、西願寺に晋山させて頂きました。儀式の … 続きを読む →

１０月は衣替えの季節です。僧侶の世界は ” 和服 ” が中心です。僧服は種類も限られてますので 暑さ寒さに関係なく、浄土宗では 一斉に６月１日から夏衣、１０月１日から冬衣への衣替えと定められています。 昔の日本人の着衣は … 続きを読む →

今宵は ” 中秋の名月 ” でした。彼岸行事も無事に勤まり、自分へのご褒美に 月見をして来ました。中秋の名月は ” 十五夜 ” ともいいますが、意味はご存じでしょうか。これは 旧暦の８月１５日のことを指します。暦が普及す … 続きを読む →

９月に入りました。盆行事が終わり ホッとしています。今年は 先代が体調を壊し、私と弟子が 引き継ぎなしの状態で迎えましたが、無事 勤められたことは 大きな自信となりました。もちろん周りの協力は忘れてはなりません。 盆参り … 続きを読む →

大東亜戦争の敗戦から７０年が経ちました。寺院では１２時に一斉に梵鐘を鳴らし、英霊、戦争犠牲者へ追悼の誠を捧げました。私の小さい頃は、戦争の体験をよく聞いたものですが、だんだん機会がなくなり寂しいものです。 世間では 安保 … 続きを読む →

西願寺では この土日、お盆を迎える墓参りがありました。檀家各家が一心に掌を合わせ、先祖を偲ばれます。これが 人間の最も美しい姿ではないでしょうか。亡き人と生者の 魂の拠り所 がお寺です。このような ” 心の港 ” を 末 … 続きを読む →

世の中には、初対面の相手にしてはいけない話題があるといいます。「政治と宗教と野球」・・・しかし、宗教家からすれば 特に危険な話題とは思えません。逆に関心が高い分、相手の懐に入れるので 共感を得やすい話題です。しかし、世の … 続きを読む →

一年の半分が過ぎました。１２月の大晦日には一年の穢れを祓う行事が盛んですが、半年の穢れを祓う行事もあります。種々ありますが、有名なのは「夏越の祓（なごし の はらえ）」です。これは 神社にある「茅（ち）の輪」をくぐり、暑 … 続きを読む →